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転職

30代で転職回数が多いと次の転職に不利?企業はそんなの気にしない真実

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30代の転職者にとって気になる要素のひとつが『転職回数』です。

これまで複数回の転職を繰り返してきて、履歴書や職務経歴書にはいろんな企業名や職歴がビッシリ。

「こんなに転職回数が多いと、イメージが悪くて次の転職活動に響きそうだな…」なんて考える人が多いようですね。

でも実際に採用する側は、複数回の転職経験を持つ応募者を悪いイメージで見ているのでしょうか?

いろんなデータを元に、採用担当の経験もある私個人の観点も踏まえて、転職経験が多い応募者に対する企業側が持っているイメージ(感想)などをお話したいと思います。

 

 

30代の転職回数の実態とは?

まずは実態の把握から。

実際に世の中の30代が、どれほどの転職回数を経験しているのかを見てみましょう。

転職サイトのリクナビNEXTの調査によると、30代の転職経験回数は以下の通りだそうです。

【30代の転職回数の実態調査】

・転職経験なし:47%
・転職回数1回:24%
・転職回数2回:16%
・転職回数3回:8%
・転職回数4~5回:5%

引用:リクナビNEXT

こうしてみると複数回(2回以上)の転職を経験している人は、実に29%にも達することが分かります。

要は「30代の3人に1人は複数回の転職経験者」ということが言え、企業側が「複数回の転職を重ねる応募者を採用しない」ということはないということが分かります。

 

転職回数が多い転職者に対する企業側の捉え方

では次に、企業は複数回の転職者に対してどのようなイメージで捉えているのでしょうか。

こちらもリクナビNEXTの調査結果を引用させていただくと…

【転職は何回目から気になりますか?】

・1回目:2%
・2回目:8%
・3回目:40%
・4回目:16%
・5回目:12%
・6回目:4%
・7~9回目:2%
・10回以上:1%
・気にならない:15%

引用:リクナビNEXT

この結果を見ると、企業側は3回目の転職から「あれ…この人なにかあるかも?」なんていう風にして、人物像の裏側を気にし始める傾向にあるようです。

 

しかし、もうひとつ面白い調査結果が掲載されているのですが、企業側は転職回数が多い人を「コイツ怪しい…」と気にする一方で、その採用には実に積極的だという結果もあります。

こちらも同様にリクナビNEXTの調査結果ですが、実際に採用した転職者の転職回数が記されています。

【これまでに採用した人で一番多かった転職回数は?】

・1回目:3%
・2回目:6%
・3回目:28%
・4回目:22%
・5回目:22%
・6回目:7%
・7~9回目:6%
・10回以上:6%

引用:リクナビNEXT

この結果を見てみると、『転職採用者のうち91%の人が3回以上の複数回転職者である』という結果になります。

これでは、あなたが思っている「転職回数が多いと、悪いイメージを持たれて採用されないので…」という不安や疑問は、全く見当違いということになりますよね。

では転職者を採用する企業は、一体どのようなことを考えているのでしょうか?

 

転職回数が多い転職者に対する企業の本音

上記の調査結果により、企業は転職回数が多い転職者に対して「この人、本当に大丈夫かな?」と思っている反面、採用には積極的であることが分かりました。

では、企業が思う「この人、本当に大丈夫かな?」の本音とは一体なんでしょうか?

 

答えはズバリ「この人、すぐ辞めないかな?」です。

 

採用の経験がないと分からない事かもしれませんが、実は企業が人材を採用するにはかなりのお金がかかっています。

例えば、ハローワークに募集をかけたり、転職サイトに募集を掲載したり、会社説明会を開いたり。

そして、その募集の掲載や説明会には多額の費用がかかっていますし、それに伴う労力(人件費)もかかってきますよね。

一般的には企業が1人の採用をするのにかかる費用は『50~60万円』とも言われています。(ウチの会社は中小企業なので、もっと少額で細々やっていますが)

 

また採用が決まって入社した後でも、入社してすぐにバリバリ働ける人は少ないですよね。

就業規則や業界的にはイレギュラーなローカルルールなど、入社してからしか教育できない内容も多数ありますし、場合によっては中途採用でもOJTが必要になってくることもあるでしょう。

こうした教育というのも企業側にとっては『費用(負担)』として考えられます。

 

これだけ多額のお金をかけて採用・教育しているにも関わらず、数か月~1年程度で「ようやく1人前」というタイミングで辞められてしまっては、企業にとっては「採用損」「育て損」と言うことになってしまいます。

ですから、あなたの転職回数が多いことを企業が懸念する裏には、「転職回数多いヤツは、またどうせすぐ辞めるんでしょ?」という不安や疑念が隠されているんですよね。

 

転職回数より転職理由を心配しろ!

上記で、転職回数の多い転職者に対して企業側が気にしている本音が分かりましたよね。

では企業の本音が分かったところで、転職回数が多いあなたがすることはたったひとつ!!

 

「私、そう簡単には辞めませんよ!」って採用側に伝えてあげればいいだけです。

 

どういうことかと言うと、企業側はネガティブな退職理由を嫌う傾向にあります。

例えば、「人間関係が悪い」とか「やりがいがない」とか「給与が安い」など、これまでの退職理由がネガティブなものだと企業側はこんな風に考えてしまいます。

【あなたの言い分】 【採用側の捉え方】
対人関係が悪かったので… 対人関係の不和なんて、どの会社もそれなりにあるよね?
仕事にやりがいがなかったので… ウチの仕事ならやりがい感じられるの?
給料が安かったので… ウチもそれほど給料高くないけど?

このようなネガティブ退職理由は少なからずどの会社でもあるため、企業側としては「そんなことで辞めるなら、ウチで採用してもまた直ぐ辞めちゃうよね?」というふうに捉えられてしまします。

ですから、このような理由は一切口に出さない方が賢明です。

 

一方で、ポジティブな退職理由・志望動機を明確にすることで、「〇〇という理由から(辞めずに)頑張らせていただきます!」という意思表示を示してあげればいいのです。

例えば…

【前職までの退職理由】 【採用してほしい企業への希望動機】
前職では希望していた〇〇業務ができず、部署の転属願いも叶わなかった。夢だった〇〇業務がどうしてもしたくて退職した。 御社では〇〇業務がすぐにでも取り組めると知った
前職で経験した〇〇業務において、✕✕業界に興味を持った 未経験でも✕✕業界にチャレンジできる御社を知った
最終的には◇◇業務をしたいと思っていた。◇◇業務をするには段階が必要だと感じ、A社では〇〇業務を、B社では△△業務を身に付けた。 〇〇業務と△△業務の経験を活かして、◇◇業務に携われる御社で働きたい

このように退職理由までもポジティブに言い換えることによって、志望動機への信ぴょう性がグッと増すと同時に、これまでの退職した回数が全くネガティブに作用しなくなります。

それどころか、「そこまで強い思いがあって入社を志望しているのか」とか「そこまで計画的にこれまでの転職(キャリアアップ)を考えてきたのか」と一目置かれることすらあります。

あなたが心配しなければいけないのは転職回数の多さではなく、『転職をすることで得てきた経験』と『転職の経験を御社で最大限に発揮できます』というこの2点を、どうやって志望する企業に対して明確にアピールする事ができるか!?ということだけです。

 

まとめ

30代で転職回数が多い人は…

  • 転職の回数は気にしなくてOK!
  • 企業はあなたが「すぐに辞めるか?辞めないか?」を気にしているだけ
  • 退職理由をポジティブに変えよう!

日本企業の多くはまだまだ古い価値観が残っており、「ひとつの会社に留まれない奴はダメだ」的な凝り固まった考えが根強く残っています。

しかし転職するということは、いろんな業種・企業・人材と多く触れ合ってきたという証でもあり、その経験はひとつの企業にずっと留まっている人にはない貴重な経験です。

「転職の回数は経験の回数だ!」とプラスに考え、これまでのキャリアを思い返いしてみて下さい。

必ず志望する会社へ貢献できる要素が含まれているはずですから。

 

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